AppleはiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxにおいて、48MP(4800万画素)のカメラセンサーを搭載したことで、光学レベルの2倍ズームを実現しました。
テーブルの上に置かれた料理を光学3倍の望遠レンズで撮るには近すぎて困っていましたが、光学レベルの2倍ズームならちょうど良い距離で椅子をひいたり体を後ろにそらして距離を取ることなく撮影が可能です。
光学2倍ズームはポートレートにも対応しているため、背景をぼかして被写体を強調することもできるようになります。
この48MP(4800万画素)のカメラセンサーがiPhone 15とiPhone 15 Plusにも搭載されると報じられています。
iPhone 15のストレージ容量
iPhone 14シリーズではベイシックモデルで128GB〜512GB、Proシリーズのみ最大1TBまでストレージを選べましたが、iPhone 15ではなんと2TBまで到達するといった噂があります。
これは、AppleはQLCのフラッシュストレージに切り替えることで、2TBオプションが可能になる。といった、海外メディアの主張。
1TBでもすでにPCの標準容量を超えているっていうのに、2TBとか使い切れるのでしょうか?そこまで必要ないような気がします(笑)
iPhone 15はWi-Fi 6E対応か
今年発売されるiPhoneの最新モデル15シリーズではWi-Fi 6Eに対応するようです。
字面としては“E”が付くか付かないだけですが、大きな違いがあります。
Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHz帯に対応するのに対して、Wi-Fi 6Eは新たに6GHz帯でも通信できるため、電波干渉を避けて安定した通信が可能となります。
また、6GHz帯は1チャンネルの周波数幅が広いこともあって混雑しにくいため快適に利用できます。
iPhoneもProモデルにおいて48MP RAWによる写真撮影や4K/30fpsおよびProResによる動画撮影など、大容量のデータを取り扱っていることを考えると少なくともProモデルはWi-Fi 6Eに対応するでしょう。
なお、Wi-Fi 6Eを利用するには対応ルーターが必要になりますので、15シリーズの購入をお考えの皆様は用意しておきましょう。
iPhone 15 指紋認証のTouch IDは復活するか
特にマスク生活が続く日本で復活を望む声が大きい指紋認証のTouch IDですが、
Appleはディスプレイ指紋認証の新しいTouch IDや電源ボタン内蔵のTouch IDをテストしているものの、iPhone 15シリーズや、その他フラグシップモデルでTouch IDが復活することは当面ないと報じられています。
また、廉価版のiPhone SEにおいてもTouch IDがホームボタンから側面の電源ボタンに移動する可能性はあるものの、Appleが準備しているという話はないとBloombergのMark Gurmanは伝えています。
iPhone 12以降はマスクやメガネをかけていても顔認証(Face ID)でロックを解除できるようになったので、指紋認証もそこまで必要ではないのではと思っています。
iPhone 15 USB-Cがついに搭載か
EUがスマートフォンを含む多くのデバイスに搭載する充電端子をUSB-Cに統一する法改正を採択しました。
EUにおけるUSB-C統一化についてApple幹部のGreg Joswiakは「明らかに遵守しなければいけない。選択の余地はない」とコメントしており、USB-Cを搭載したiPhoneが発売されるのは確定的と言えます。
なお、EUの法改正は2024年12月28日以降に発売される機種が対象のため、AppleはiPhone 16まではLightningの搭載を継続することもできます。
しかしながら、Appleは1年早くLightningを廃止してiPhone 15でUSB-Cに移行するとも報じられています。
ただし、日本を含めたEU以外で発売されるiPhoneにもUSB-Cが搭載されるかはわかりませんが、仕様を統一した方がコストを削減できることから日本版でもUSB-Cが搭載されるはずです。充電の高速化や充電コードの統一化ができるようになるのもUSB-Cの良いところです。
またUSB-Cへの移行によって一番期待されるのは転送速度の高速化です。
現在のLightningの転送速度はUSB 2.0相当の最大480Mbpsですが、3.xであればGbpsレベルの高速転送が可能になります。
iPhoneのデータをMacにバックアップしたり、1枚あたり100MBにも及ぶ48MP ProRAWで撮影した写真、4K動画の転送も短時間で終えられます。
ほかにもUSB端子を搭載したアクセサリも変換アダプタ不要でiPhoneで利用できるほか、充電のスピードアップも期待できます。
現在のiPhoneは充電が完了するまでに2時間近くかかりますが、USB-C端子を搭載したAndroidでは1時間で完了する機種も存在しています。
なお、iPhone 15シリーズは4機種すべてがUSB-Cを搭載するものの、転送速度が高速化するのは上位機種のみと報じられています。
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