iPhone 15 ディスプレイ
画面の大きさはiPhone 14シリーズと変わらず、iPhone 15が6.1インチ、iPhone 15 Plusが6.7インチ、iPhone 15 Proが6.1インチ、iPhone 15 Pro Maxが6.7インチになると予想されています。
ディスプレイアナリストのRoss YoungやBloombergのMark Gurmanが、iPhone 15シリーズ全4機種にダイナミックアイランドが導入される可能性があると報告しています。
ダイナミックアイランドとは、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxに導入された新しい前面デザイン。
ノッチやパンチホールのようなカメラやセンサーの設置スペースではなく、滑らかなアニメーションと共に形と大きさを変えて、通知やアラート、アプリの状態をユーザーに伝え、画面移動することなくバックグラウンドのアプリを操作できるようになるというものです。
ディスプレイ変遷予想〜
ヤング氏は、ベースモデル(iPhone15やiPhone15 Plus)とProシリーズ(iPhone15 ProやiPhone15 Pro Max)で、iPhoneのディスプレイデザインは以下のように変更されると予想しています。
モデル名 | ベースモデル | Proモデル |
iPhone 14 (2022年) | ノッチ | i型パンチホール |
iPhone 15 (2023年) | i型パンチホール | i型パンチホール |
iPhone 16 (2024年) | i型パンチホール | 丸型パンチホール 画面下埋め込み型Face ID |
iPhone 17 (2025年) | 丸型パンチホール 画面下埋め込み型Face ID | 丸型パンチホール 画面下埋め込み型Face ID |
iPhone 18 (2026年) | 丸型パンチホール 画面下埋め込み型Face ID | 画面下埋め込み型カメラ 画面下埋め込み型Face ID |
この予想でいくと、今回iPhone 14 Proシリーズでしか採用されなかったi型パンチホールですが、iPhone 15シリーズではベースモデル、Proモデルの両方採用されるとのことです。
ベゼルが薄く、湾曲に
Proモデル2機種のディスプレイはベゼルが薄くなり、エッジ部分がカーブすることでApple Watch Series 8のような見た目になるようです。
現在のフラットなディスプレイからベゼルがカーブすることで保護シートが貼りにくくなる問題が再発する可能性があります。
iPhone SEの第2世代、第3世代ではカーブの具合に個体差があることから、気泡が入ったりエッジの部分が浮いてしまう問題がありました。
流出したiPhone 15シリーズのフロントパネルからベゼルが薄くなるのはProモデルの2機種だけで、通常モデルの2機種は厚みのあるベゼルを採用するようです。
iPhone 15 大きさ
流出したCADデータからiPhone 15 PlusとiPhone 15 Pro Maxの大きさが明らかになっています。
iPhone 15 Plusの大きさは160.87 x 77.76 x 7.81mmで、iPhone 14 Plusと大きな差はありません。
一方で、iPhone 15 Pro Maxの大きさは159.86 x 76.73 x 8.25 mmで高さと幅はわずかに小さくなるようです。厚さは増加するものの、カメラの突き出しは低くなり、カメラの出っ張りも含めた厚さは小さくなります。
iPhone 15のチップ
iPhone 15のカメラ性能
iPhone 15とiPhone 15 Plusには、iPhone 14シリーズの上位モデルProシリーズに搭載されたA16 Bionicチップが搭載されるようです。
これは上位モデルの下位モデルの差別化のためと考えられ、iPhone 14シリーズでも下位モデルにA15 Bionic、上位モデルにA16 Bionicが搭載されています。
一方で、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、最新となるA17 Bionicが搭載されるようです。
A17 Bionicは3nmプロセスの採用によって35%の効率化によって電池持ちが向上すると報じられています。
さらに、発熱問題によってiPhone 14シリーズの発表直前に搭載計画が撤回されたGPUのレイトレーシング機能をA17 Bionicで実装する可能性があります。
レイトレーシング機能は、水たまりや車のボディに写る光の屈折や反射など、映像をよりリアルに表現するためのグラフィックス技術で、スマホゲームの映像がより現実に近いものになるという期待ができます。
バックグラウンド複数のアプリを起動している時のマルチタスキングが快適になるメモリ(RAM)の容量は上位モデルが6GBから8GBの増量されるようです。高性能なAndroid並みのカメラ性能とRAMの容量になってきましたね。
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