iPhone画面下埋込み型のTouch IDの開発継続か
光学式指紋認証の特許取得

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どうも!CLED FACTORY(@cled_factory)です!

多くのAndroid端末にはディスプレイに触れて指紋認証が完了するという機能が既に搭載されていますが、未だiPhoneにはその機能が搭載されていません。コロナの影響でマスク着用が主流となった今、iPhone X系(フルスクリーン)で指紋認証ができるようになって欲しいと願うユーザーは非常に多いのではないでしょうか?

ついにAppleがその願いを叶えようとしています。

Appleは、iPhoneのようなモバイルデバイスにおいてディスプレイに触れることで指紋認証を可能とする特許を取得しました。
 
今回取得した特許は、光学式指紋認証センサーと温度補正機構を組み合わせるものです。

画面下埋込み型Touch IDの採用は当分ないと予想されているが…

iPhoneへの画面下埋込み型Touch ID(画面内Touch ID)の搭載は以前から実現が期待されており、関連特許が複数出願されていますが未だ実現していません。
 
最近話題に上がるのはiPhone 14などで搭載されている画面下埋込み型Face IDのみで、画面下埋込み型Touch IDが搭載されることはないという予想が大半を占めています。

なぜ多くのAndroidでは搭載している機能なのにAppleはその機能を搭載しないのだという疑問を抱いた方もたくさんおられると思います。

しかしAndroidの画面下指紋認証機能はそこまで精度が高くないです。物にはよりますが、認証しないことも多々あるといったところが現状です。

Appleは、完璧を求めるため画面下指紋認証にそれだけ時間をかけているのだと筆者は考えています。

指紋認証の精度向上と高速化を実現か

そうした状況の中、現地時間2023年4月25日にAppleが米国特許商標庁(USPTO) において、光学式指紋認証機構の特許を取得したことが明らかになりました。
 
光学式センサーを用いた画面下指紋認証機構に関する特許はこれまでにも出願されていましたが、今回取得した特許の特徴はそれに温度補正機構を組み合わせている点です。
 
温度補正は指紋認証の範囲の各画素単位で行うことが想定されているようで、実現した場合は体温をもとにして「指が触れている範囲」と「指が触れていない範囲」を区別できることで、指紋認証精度の向上と検知速度の高速化を実現することができると期待されます。

正直、iPhone 13あたりからスペックの部分は頭打ちになってきているように感じている筆者ですが、この画面下指紋認証が搭載されるなどのユーザーがより使いやすく、変化を体感できるような機能を新しいiPhoneにどんどん追加していって欲しいと思います。

これからiPhone 15、16、17と続くiPhoneがどのように進化していくのかが楽しみです。

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